「子供が増えて、N-BOXだと手狭になってきた」「次に乗るのは祖父母も乗せられる多人数車にしたい」「できるだけ手元から出るお金は少なくしたいな」と、ライフステージの変化に合わせた乗り換えを検討していませんか?今乗っているN-BOXに不満はないものの、乗り換えが必要となった場合に現実的にいくらぐらいになるのか、考える場面も多くなるものです。そこでこの記事では、N-BOXのリセールバリューについて最新の市場動向を元にお伝えします。さらにできるだけ高く売るために押さえるべきポイントも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
N-BOXとは
N-BOXは2011年に誕生したホンダの軽自動車です。当初から高い人気を誇り、2021年度においても19万台以上の販売台数を記録し、全乗用車の新車販売台数でNo.1に輝くなど、今も変わらぬ人気を維持しています。その理由としては、普通車を手がけるホンダだからこその走りへのこだわりと、使い勝手の良さによるところが大きいでしょう。売れすぎるあまり、同社のフィットの販売にも影響を与えていると言われるほど軽自動車の概念を壊したクルマと言っても過言ではありません。
パワートレインは、CVTにホンダ自慢のVTECエンジンを搭載し、CVT車や軽自動車にありがちな唸りを上げながら加速する姿とは無縁の力強い走りを実現しています。ボディサイズは軽自動車規格一杯の、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,790〜1,815mmと、軽自動車とは思えない圧倒的な室内空間が特徴です。そのため、4人家族であれば何不自由なく使えるクルマといえます。また、現行型である2代目のカタログ燃費を見ると、ノンターボ車WLTCモードで19.8〜21.2km/l、ターボ車のWLTCモードで19.0〜20.2km/lと、普段使いでは申し分ない低燃費走行が可能です。
N-BOXのリセールバリューは良い?
N-BOXのリセールバリューは平均よりも良い傾向にあります。理由としては、使い勝手のよさや走りのよさなどが評価されているのはもちろん、流通量が多く、相場のブレが少ないことも影響しています。
具体的な数字としては、3年後のリセールバリューで65〜69.5%(カスタム70〜72%・ノーマル60〜67%)、5年後のリセールバリューで43.5〜56.5%(カスタム45〜58%・ノーマル42〜55%)、7年後のリセールバリューで31〜35%(カスタム33〜37%・ノーマル27〜33%)です。
ライバル車である、タントの3年後リセールバリューが57〜68%、スペーシアの3年後リセールバリューが50〜65%と比較しても、N-BOXはリセールバリューがいいといえます。
実際に次のクルマの元手として考えた場合、人気グレードであるカスタムLの3年後リセールバリューで見ると、178万円の新車価格の70%で約124万円の概算です。次のクルマが300万円と仮定すると、残り176万円となるため、持ち出しを減らすには十分な金額といっていいのではないでしょうか。
全体の傾向としてカスタムグレードの方が買取価格が高く、ボディカラーがホワイトパールやブラックパールだとリセールがより高くなる傾向です。一方のノーマルグレードだと、買い物グルマとしての需要が高いため、ボディカラーによる価格差はカスタムグレードほどありません。
N-BOXで人気のグレード
ここでは、中古市場で人気のあるN-BOXの3つのグレードを紹介します。
カスタムL
価格と装備のバランスが取れた人気のグレードです。カスタムの特徴であるブラックで統一された内装で、随所にピアノブラックとメッキ加飾がされており、ファミリーカーであっても、軽自動車であっても高い所有満足度を求めるユーザーから支持されています。外装もLEDヘッドライトやLEDリアコンビネーションランプなど、一際キャラクターラインが強いのも魅力となっています。
L
ノーマル車の中間グレードで、主婦など実用性を重視しているユーザーに人気があります。優しい雰囲気のアイボリー内装に、左側電動スライドドアが標準装備となっているため、利便性の高さと求めやすい価格帯で、流通量も多いです。
カスタムLターボ
1つ目に紹介したカスタムLのターボ仕様車です。普段使いに加えて、高速道路やワインディングも楽しみたいユーザーの需要が高いグレードといえます。走りの面だけではなく、ホイールサイズが15インチとノンターボ車よりも1つ大きくなるため、見た目の印象も引き締まっており、カスタムを楽しみたいユーザーからの支持も高いです。
高額査定が狙えるオプション
ここでは、N-BOXを出来るだけ高額査定にするために有利なオプションを3つ紹介します。
両側電動スライドドア(一部グレード除く)
スライドドア採用車の定番オプションです。N-BOXの場合、左側電動スライドが標準装備となっているグレードが多いですが、小さいお子さんの乗り降りや、重い荷物を載せる時には右側も電動となっている方が便利と感じる方は少なくないでしょう。そのため、オプション料金として支払った分100%とはなりませんが、査定において評価してもらえる傾向にあります。
純正ナビ
人気のオプション装備の一つです。特にホンダの場合、インターナビというインターネットを使った渋滞回避情報や災害情報などを取得できる純正ナビをリリースしています。社外品ナビでは得られないメリットを得られる、ホンダならではの製品です。また、パソコンやスマホアプリとの連動が可能で、事前にルートや駐車場などのスポットを検索した結果をナビに反映できます。高い利便性を備えているのも純正ならではの特徴といえるでしょう。
バックカメラ
死角が気になるミニバンタイプでは人気のオプションです。純正ナビとセットで装着されていれば、ステアリング操作との連動や駐車サポート機能など、安全性の向上にも繋がります。駐車に不安やストレスを感じている方からの需要が高いため、査定においても評価されやすい傾向にあります。
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リセールバリューが良いN-BOXだからこそ、売却の金額にもこだわりたいものです。しかし、ディーラーでは高値を望むのは難しく、とはいえ一括査定では複数社から営業の電話やメールがくるため対応が面倒に感じてしまうでしょう。そこで、N-BOXのような軽自動車を専門に20年以上の実績があるサービス「軽自動車ラボ」を紹介します。豊富な知識と技術を持った専門のスタッフがあなたのN-BOXを無料で査定可能です。実際にカスタムグレードで他社サービスよりも10万円以上高く買い取った実績もあります。全国どこでも出張査定をしており、営業電話もありません。
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まとめ
N-BOXは2011年の登場以来、高い人気を維持しているクルマです。新車販売台数が多いため、中古車市場でも安定した流通量があり、値崩れはしにくいといえます。しかし、中古車市場は日々変わるため、何かのきっかけで価格変動が起こる可能性はゼロではありません。一番良いタイミングでお得に売却するためには、今の相場を知ることが大切です。今回紹介した無料査定サービス「軽自動車ラボ」で愛車の価値を調べてみてはいかがでしょうか。