車大好きライター中込健太郎さんの寄稿記事を車種別に編集して掲載しています。
ポルシェボクスターについて
ボクスターは、1993年のデトロイトオートショーで発表されたコンセプトカー。
新規開発された水平対向エンジンを車体の中心付近に配置しています。
ボクスターの名前の由来は水平対向エンジンを表す「ボクサー」(Boxer)と、ポルシェの オープンモデルの呼び名である「スピードスター」(Speedster)を掛け合わせた造語です。
12年3月のジュネーブショーで初披露された3代目となるボクスターが6月に日本で発売開始。
走行性能をたかめつつ、軽量ボディで燃費性能は約15%アップしています。
ポルシェボクスターを購入するお勧めの年式
初代ボクスター 986型★★★★★ ただしおススメは2005以降
二代目ボクスター☆★★★★ 文句ないが価格次第。
初代ケイマン987型☆★★★★ 文句ないが価格次第。
現行型 981型☆☆★★★ もう少し待っても良いのでは。。
初代のボクスターはとにかく安い。悲しいですが「腐ってもポルシェ」と思って乗ることになるような状態の悪いクルマが多いのも実情です。
ただ、そう思っても惜しくないような価格帯で流通するようになりました。この年式のモデルもあまりひどいものは小売市場に出てこなくなってきたようです。
初代の後期モデル2005年以降、幌のビニールスクリーンが熱戦入りガラスに変更し、後方視界が良くなっていますが、このあたりからのモデルは特におすすめです。
基本的にポルシェのことをよく分かって仕入れているお店のポルシェボクスターであればかなり故障も少なく輸入車のエントリーにもってこいのモデルとも言えるでしょう。
987型からはケイマンというクローズドボディのクルマも登場。快適性も次第に新しくなるにつれ向上しています。
メンテナンスのこつ
日常点検以外は工場に頼みましょう
エンジンルーム上部はトップ収納スペースに充てられており アクセスにはカバーをはずす必要があります。 上部からチェックできるのはごく一部です。 日常点検以外は素人には整備が難しいので工場でみてもらいましょう
ソフトトップの異常は大事になります
電動トップは左右の動きが同調しなくなることがあります。無理に開閉すると 幌骨がゆがんだり、ロッドが折れたりすることがあります。
少しでも異常を感じたら修理を頼んでください。