2019年、パジェロは約40年の歴史に幕を下ろし、国内での生産が終了しました。メンテナンスなどの将来的なサポートの不安から、同等クラスのSUVへ乗り換えを検討していませんか?堅牢な作りが魅力のクルマとはいえ、万が一の備えは充実していた方がよいものです。そこで気になるのが「今乗っているパジェロのリセールがどのくらいなのか」です。パジェロは生産が終了した今だからこそ、リセールは高い傾向にあります。この記事では、パジェロのリセールが高い理由についてお伝えします。さらに、損のない乗り換えを後押しするサービスも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
パジェロとは
パジェロは、1982年に誕生したクロスカントリー4WDです。人気車種としてモデルチェンジを重ね、2006年に登場した4代目が約13年のロングセラー期間を経て生産終了したのは、記憶に新しいところです。そんなパジェロは日本国内に限らず、海外でも人気があります。背景にあるのは、パリ・ダカールラリーで幾度もの優勝を勝ち取ったモデルとして認知が高い点が挙げられます。このあとに紹介するリセールの部分に影響を及ぼすほど、今でも需要の高いクルマです。最終モデルの4代目では、2代目モデルで人気を博した 2トーンのボディカラーが採用され、新規ファンはもちろん、かつてのオーナーにも意識が向けられたモデルとして話題になりました。
三菱自動車におけるフラッグシップモデルとして、内装各所に本革が採用されたり、電動サンルーフが設定されたりと、高級感のある作りが魅力です。また、比較的大柄なボディながら、前方の見切りがよく、長距離運転でも疲れにくいシート形状など、SUVブームの昨今においても、大きく見劣りしない点が今でも支持されるパジェロの強みといえるでしょう。
パジェロのリセールバリューは良い?
結論からお伝えすると、リセールバリューは良い傾向が続いています。国内だけではなく、ヨーロッパでも人気があり、輸出の需要もある点が影響しています。また、生産終了しているため希少性があり、年式が新しいものや走行距離が少ないものは、査定でも評価されやすいです。
具体的なリセールバリューについて、7人乗りのロングモデルを例に、新車登録年式とグレード別に整理して紹介します。クルマの状態や走行距離によってリセールは変わるため、あくまで1つの参考としてご覧ください。
【2018年式走行距離5万キロ】
・GR:約70%(約270万円)
・エクシード:約70%(約300万円)
・スーパーエクシード:約71%(約350万円)
【2016年式走行距離7万キロ】
・GR:約40%(約150万円)
・エクシード:約44%(約190万円)
・スーパーエクシード:約65%(約330万円)
【2014年式走行距離9万キロ】
・GR:約42%(約160万円)
・エクシード:約43%(約180万円)
・スーパーエクシード:約43%(約210万円)
パジェロで人気のグレード
ここでは、パジェロのグレードを中古市場で人気のある順番に紹介します。
ロングエクシード
パジェロの上級グレードです。センターパネルがピアノブラック調だったり、ATセレクターレバーやパーキングブレーキレバーが本革巻きだったりと、高級感を感じられる内装が特徴です。また、雨滴感応オートワイパーやオートライト、クルーズコントロールなど快適装備が豊富に備わっており、充実した装備と比較的抑えられた価格を両立したグレードとして、パジェロの中で最も人気があります。
ロングスーパーエクシード
パジェロの最上級グレードです。プレミアムサウンドシステムとナビゲーションが標準装備のほか、本革シートや本木目と本革巻ステアリングホイールなど、上質さを求めるオーナーに人気があります。また、ASTC(アクティブスタビリティ&トラクションコントロール)の搭載により、オフロードで安定した走行が可能なため、アウトドアのアクティビティを楽しみたい需要にも十分対応できる強みを備えています。
ロングGR
パジェロのエントリーグレードです。快適装備や上級装備は省略されているものの、自分でカスタマイズを楽しむ方や、パジェロ本来の乗り味を楽しみたい方の需要があります。元の車両価格が抑えられているため、中古車にコスパを求めるクロカン好きの方から特に支持されるグレードといえます。
高額査定が狙えるボディカラー
ここでは、高額査定が狙えるパジェロのボディカラーを3つ紹介します。
ウォームホワイトパール
車種を問わず、査定では安定して評価されやすいボディカラーです。名前の通り、パールの輝きと温かみを感じるオプション色です。老若男女問わず乗りやすく、膨張色のため、存在感が増し、所有満足度にも寄与するボディカラーといえます。
ダイヤモンドブラックマイカ
ホワイトパールと並んで、査定で評価されやすいボディカラーです。高級感が増し、本格的な4WDであるパジェロのキャラクターと相まって、根強い人気があります。汚れや傷が目立ちやすいデメリットがありますが、キレイに保たれていれば、その分査定でも有利になるでしょう。
スターリングシルバーメタリック
ホワイトやブラックと並んで、乗る人を選ばない定番色の1つです。査定では上2つのボディカラーほど評価はされにくいようですが、傷や汚れが目立ちにくく、長く乗れる飽きのこないボディカラーのため、マイナスになりにくいメリットがあります。
パジェロの売却ならSUVラボに査定を依頼
生産が終了してもなお、高い人気が続いているパジェロだからこそ、売却にもこだわりたいものです。しかし、ディーラー査定では高値を望むのは難しく、一括査定では複数社から営業の連絡がくるため、わずらわしさが気になるところです。そこで紹介するのが、パジェロをはじめとするSUVを専門に、20年以上の実績があるサービス「SUVラボ」です。SUVに特化しているため、知識豊富な専門のスタッフがあなたのパジェロを現在の相場を踏まえながら、正しく無料で査定します。実際に他社サービスよりも10万円以上高値で買い取った実績も豊富にあるため、今の評価を確認するのにも役立つでしょう。
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まとめ
パジェロは惜しくも2019年に生産が終了したクロスカントリー4WDです。その人気は今でも高く、日本にとどまらずヨーロッパなどの海外でも需要があるほどです。しかし、どれだけ評価されるクルマであったとしても、中古車市場は常に動いています。そのため、いつ今の査定額から値崩れしてしまってもおかしくありません。乗り換えに必要な手元資金の出費をできるだけおさえたいなら、今の評価額を知ることが重要です。紹介したSUVラボでは、全国どこでも査定ができるため、この機会に申し込みを検討してはいかがでしょうか。