「家族が増えて、今乗っているセレナよりも燃費の良いミニバンに乗り換えようか考えている」という方も多いのではないでしょうか。セレナをはじめとする5ナンバーのフルサイズミニバン市場は激戦区のため、日進月歩で魅力的なモデルが続々と登場し、次のクルマ選びも悩ましいところでしょう。乗り換えで気になるのが、今乗っているセレナのリセールバリューがいくらになるのかです。この記事では、セレナのリセールバリューについて新車登録後の年数別に詳しく解説します。高額査定を狙うためのオプションやボディカラーについても紹介するため、査定に必要な情報を具体的にイメージできるようになるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。
セレナとは?
セレナは日産を代表するMサイズミニバンです。技術の日産が作り出す魅力的なモデルとして、誕生当時から常に高い人気を維持しています。1991年に初代モデルが登場し、走りの良いミニバンとして注目されました。その後、1999年に2代目、2005年に3代目、2010年に4代目とモデルチェンジを重ねるごとに、5ナンバーフルサイズミニバンとしての商品力を高めてきました。4代目から低燃費技術が多く盛り込まれるようになり、当時の技術を駆使した「PURE DRIVE」のエンジン搭載からその勢いは加速します。後期モデルからサブバッテリーを持つS-HYBRIDが登場し、燃費のよいミニバンの代表格としてさらに人気が高まりました。2016年に登場した5代目では、先進安全装備のプロパイロットを搭載し、2018年に待望のe-POWERグレードが追加されるなど、時代の需要に応えるクルマとしてミニバン販売台数で2018年・2019年と2年連続1位を記録しました。
2022年11月に6代目となるフルモデルチェンジを果たしたのは記憶に新しいところです。プロパイロットが全車標準装備となり、最上位グレードの「LUXION」では、ミニバンとして世界で初めて、高速道路の同一車線走行時ハンズオフを可能とする「プロパイロット2.0」が搭載され、e-POWERも第2世代に進化するなど、常に日産の技術がふんだんに盛り込まれるクルマでもあります。また、初代モデルから一貫して横幅1,695mmのボディサイズ(一部グレードを除く)をキープしており、使い勝手の良いファミリーカーの有力候補として中古車市場でも人気の車種です。
セレナのリセールバリューは良い?
セレナのリセールバリューは、登録後5年までのモデルであれば、高いリセールバリューになりやすいです。ただし、2022年11月にフルモデルチェンジをしたため、これから新モデルが中古車市場に出回れば、値崩れするのは避けられません。そのため、高いリセールバリューを狙って乗り換えを考えるなら、早い方が良いのはいうまでもありません。
それでは、リセールバリューについて年数別に分けてお伝えします。1年後のリセールバリューは99%、3年後のリセールバリューは87〜93%、5年後のリセールバリューは47〜73%、7年後のリセールバリューは29〜39%です。5年後の対象となるC27系前期モデルまでは、平均的なリセールバリューの目安である50%を超える傾向にあります。
セレナで人気のグレード
ここでは、平均以上のリセールが出やすいC27系のセレナに絞り、3つの人気グレードを紹介します。
ハイウェイスターV
エアロパーツを備えるハイウェイスターの中間グレードです。価格と充実した装備のバランスが取れたグレードとして高い人気を誇ります。基本的な装備はノーマルグレードと共通するものの、ヘッドライトやフォグライトがLEDになり、高級感が増します。さらに、小さいお子さんがいる家庭には必須ともいえる、両側ハンズフリーのパワースライドドアが標準装備となる点も人気の一因です。査定においては、全ての機能が不具合なく使える点が評価ポイントといえるでしょう。
ハイウェイスターG
ハイウェイスターの最上級グレードです。家族向けのミニバンであっても、高級感や上質さを求めるオーナーから支持されています。中間グレードVの装備に加えて、シート表皮が合成皮革になり、本革巻きのステアリングホイールやシフトノブ、ドアトリムのレザー調クロスといったプレミアムインテリアが採用されるなど、1クラス上の内装が特徴です。高級感や上質さが損なわれないように、こまめに掃除やメンテナンスをして、新車の状態をキープできていると、査定でも評価されやすいでしょう。
ハイウェイスター
ハイウェイスターのエントリーグレードです。できるだけ価格は抑えつつ、見た目はスタイリッシュなミニバンを求めるオーナーに人気があります。そのため、フロントグリル・フロント&リアバンパー・サイドシルプロテクターなど、専用のエアロパーツを装着した外装の状態が査定にも影響するといえます。傷や凹みがないか、修理が必要な場合には費用と査定額との差額で判断するとよいでしょう。
高額査定を狙えるオプション
ここでは、セレナを出来るだけ高額査定にするために有利となるオプションを3つ紹介します。
ナビレコツインモニターパック
日産の純正ナビと後席モニターがセットになったオプションです。純正ならではの一体感があるため、運転席や助手席からのスッキリした見た目になるのが好印象です。そして、ファミリーユーザーにとって必須ともいえる装備が含まれており、査定でもプラス評価がされやすいです。
セーフティパックB
日産車は、ライバル車よりも安全装備で強みがあるため、より充実させていると評価されやすいです。特に、インテリジェントアラウンドビューモニターは、駐車が苦手と感じる方でも停めやすくなる装備として根強い人気があります。さらに、プロパイロットが追加されるため、高速運転の疲労軽減ができる点もプラス評価されやすいでしょう。
快適パック
後席のパーソナルテーブルやUSBソケットが追加され、セカンドシートにロングスライド機構がつくなど、シートアレンジが豊富になります。ファミリー層には嬉しい装備が充実するため、セレナのターゲット層とマッチするオプションとして、査定にもいい影響が期待できます。
高額査定を狙えるボディカラー
ここからは、高額査定が狙いやすい3つのボディカラーをお伝えします。
ブリリアントホワイトパールとダイヤモンドブラックの2トーン
オプションのボディカラーですが、その分、査定でも評価されやすい傾向にあります。安定して人気がある2色の組み合わせのため、乗る人を選ばず、しかも2トーンでスペシャルティも感じられる点も査定ではプラス評価となるでしょう。
ブリリアントホワイトパール
セレナに限らず、どの車種であっても人気があり査定でも評価されやすいボディカラーです。老若男女を問わないボディカラーは、多くの人を乗せるミニバンでも支持されています。また、膨張色のため、エアロパーツを装着したハイウェイスターとマッチし、よりクルマの存在感が増す点も人気の秘訣といえるでしょう。
ダイヤモンドブラック
ブリリアントホワイトパールと同様に、車種を問わず人気のボディカラーです。クルマとしての一体感が強調される色のため、特に男性から支持されています。傷が目立ちやすい色でもあるため、洗車やコーティングなど、日頃のメンテナンスがそのまま査定にも繋がることを頭に入れておくとよいでしょう。
セレナの売却ならミニバンラボに査定を依頼
丁寧に乗っているセレナだからこそ、売却にもこだわりたいものです。しかし、ディーラーで高額査定を望むのは難しく、一括査定では複数社から営業の電話やメールがくるため対応が面倒に感じてしまうでしょう。そこで、セレナのようなミニバンを専門に20年以上の実績があるサービス「ミニバンラボ」を紹介します。豊富な知識と技術を持った専門のスタッフがあなたのセレナを無料で査定します。実際にセレナの買取実績を見ると、他社サービスよりも20万円以上の高値で買い取った事例もあります。
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まとめ
セレナは、5ナンバーサイズミニバンの中でも屈指の人気を誇るクルマです。新モデルが発表されるたびに、最先端の技術が盛り込まれ、従来持っている使い勝手のよさと相まって、多くのファミリーユースを幸せにしているクルマともいえます。そんなセレナは、中古車市場においても求める声が多く、リセールバリューも良い傾向です。発売から5年以内の新しい型式であれば、相場の平均よりも高く査定される可能性があります。ただし、2022年11月のフルモデルチェンジは今後の動向に大きく影響します。「リセールが良い」と言える期間はあまり残されていません。できるだけ手元資金を出さずに乗り換えるためには、このタイミングの査定が重要です。この機会に紹介したミニバンラボに査定を申し込んではいかがでしょうか。